配偶者居住権

2021年11月25日

 ご葬儀のあと必ず経験しなければならないことに相続(遺産分割協議)があります。相続は非常に複雑で難しいもので、なかには相続が起きたことで生活が一変せざるを得ないような問題も起こりえます。

 配偶者居住権という言葉を聞いたことはありますか?以前から相続発生時に問題とされていた事案の対策として、昨年の4月より法律改正を受けて施行された方策です。

 以前からの問題というのは、例えば相続が発生して相続人が2人(配偶者と被相続人の兄弟)がいた場合、法定相続割合は配偶者が四分の三、被相続人の兄弟が四分の一となります。しかし相続財産のほとんどが不動産、それも配偶者が居住している自宅であった場合には分配できませんから、実行するためには自宅を売却して現金化する必要があったわけです。そうすると長年住んでいた自宅を失い配偶者は住む場所を失う可能性があったわけです。それはあまりに不条理でしょうとの考えから実現した方策です。

 そうした問題を解決するための法律改正により、例えばこの例で言えば被相続人の兄弟に対する財産分与は当該不動産の所有権(負担付)を財産として配分することができるようになりました。(※その所有権の価値を計算する必要があります。)そして配偶者はいくつかの要件を満たせば、他の相続人の了解のもと配偶者居住権を得てそのまま自宅に住み続けることが可能になります。そして相続人二名の共同申請により登記することで配偶者の居住権と被相続人の所有権を第三者に対抗することができるようになるわけですね。

 相続って本当に難しくて、現実にはいろいろな問題が出て来て大変ですよね・・・財産のある方にとってはですが(笑)・・・私はまったく心配ありません(大笑)

 

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