葬儀代が高い街ランキング

2021年9月24日

 「葬儀代が高い街ランキング」という非常に興味深いタイトルニュースが先日のヤフーに出ていました。データは総務省統計局の「小売物価統計調査」によるものだそうで、調査の対象エリアは都道府県庁所在市、仏教式で親族20人・参列者25人が参加など所定の条件を満たした葬儀が対象で、今回は20217月時点のデータとのこと。

先に1位と最下位を見ると、

●1位 札幌市 1499281

●最下位 広島市 612700

となっていました。なんと2倍以上の開きがあるんですね。しかも今年の7月時点でのデータとなれば、コロナが拡大し始めて既に1年以上が経過し、葬儀の規模も縮小され飲食もほとんどない状況が定着した中でのデータだと思うのですが、それでありながら札幌市の150万円というのは驚きですよね。北海道はコロナ感染者も多く非常事態宣言も長く出されていたんじゃなかったかと思うのですが不思議です。一方で最下位の広島市の61万円は非常にリーズナブルな感じがしますが、それなのに最下位とはこれもまた違う意味で驚きでした。

 しかしここまで金額差があると、葬儀に対する価値観が地域によって差があるということの現れなのでしょうが、逆に言うとその地域の主要な葬儀社が価格形成に大きな役割を果たした結果としての市場が形成され、続いているのだと言えるのかもしれませんね。そして最大の課題である「消費者が価格の妥当性を自分で評価できない典型的なサービス」なのだということも表しているような気がします。だって車を買うにしても、家を買う(土地は別にして)にしても地域によって2.5倍の開きは出ないですよね。地域によらずサービスや物に対する価値観がある程度近い=消費者が自分で価値を判断できるからなんだと思います。

 さらにもう一点言えば、やはり葬儀というのは広域での競争が作用しにくい業態なんだということですね。レジャーと違ってわざわざ遠くで葬儀をあげることはやはりないでしょうから、結果相当な狭域市場なんだということでしょう。だって車や家の価格が2.5倍の開きがあれば、こぞって低価格のエリアで物を買うでしょうし、家が安価なエリアに住みますから人口移動が起きるような騒ぎになるでしょうが、葬儀ではそうはならない。つまり閉じられた市場の外とは競合しないってことなんです。

 では最後に、非常に興味深い我が街「新潟市」のランキング結果はといえば、

●22位 1245428

となっていました。結構上位なんですね。(弊社の平均価格とはやはりかなりの差が)さて皆さんはこのランキング結果どうお考えですか?

 

新潟の葬儀 家族葬ならセレモニー椿