死者へ送るSNS

2020年10月13日

 かなり前ですが、NHKのクローズアップ現代という番組で、最近亡くなった方へSNSでメッセージを送る方が増えているという話が「既読のつかないSNS」というキャッチで紹介されていました。番組の主旨としては、そういう想いを持ち続ける人が増えていることに対してテクノロジーの発達によりAIで故人そっくり(性格・嗜好等まで)に擬人化された映像を映し出すこともできるようになっている一方で、そんな開発は死者への冒涜ではないかとの批判意見もあるというようなことが紹介されていました。

 それの良し悪しは置いておくとして、しかしメッセージを送り続ける人の気持ちはわかるような気がします。特に家族のように近い人を亡くされた方であれば。今でも仏壇の前で拝みながら毎日故人に話しかけている人も多いのではないでしょうか。あるいは心の中で話しかけている人も多いと思います。それがより具体化した形なのではないでしょうか。生前は送ったメッセージに既読が付き返信があった、、、同じ画面、過去のやりとりも残っているなら尚更その延長上でよりリアルに語りかけたい気持ちが溢れてくるのではないでしょうか。仏壇よりも親近感があるのはわかるような気がします。

 その番組を見ていて私が感じたのは、そういう行為への共感性よりも、人はやはり想いを寄せるにはリアルな対象物が必要なんだぁという自然な人間の様のほうにあらためて認識を強くしました。私自身は以前にも書きましたが葬式不要、戒名不要(ここまでは白洲次郎さんのパクリです)、墓不要(散骨してくれと)と家族には伝えてあります。しかしながら私自身はそれでいいのですが、私の子供たちはもしかしたら私を偲ぶ際にリアルな対象物を求めるだろうか・・・なんて超小さいことに想いが至った次第です。。。しかしそれも、子供たちが偲んでくれれば・・・なんですけど()。まったくそんな心配はいらないかもわかりませんがwww

 

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