侘助、笑顔、ピーターパン、光源氏、玉手箱、この共通点とは?

2017年3月22日

椿をウィキ

侘助、笑顔、ピーターパン、光源氏、玉手箱、さかさ富士、白斑孔雀・・・

ご存知でしたか?これらはみな植物の椿の種類のほんの一部です。

椿は、古来より日本人に愛され、品種改良によって花の色・形に変化が生じやすいことから
各々の地域でその地域の好みに合うよう、様々な椿が作られてきました。
現在でも、それは変わりなく新しい品種が次々発表されています。

実は、当方の社長が大の「椿」好きで、事務所の中も外も様々な椿の鉢がびっしりと置いて
あります。お近くの方はどうぞ一度ご覧ください。

最初、社長から椿について説明されても、私などは椿とサザンカの違いも解りませんでした。
名前だけでも「椿」に関わる以上、それではいけないと思い、椿について調べてみました。

一般に椿というと「藪椿(ヤブツバキ)」をさし、藪椿の学名は、”カメリア・ジャポニカ”といいます。
”カメリア”というのは、戦国時代末期に日本の椿をイエスズ会宣教師ゲオルク・ヨーゼフ・
カメルがヨーロッパに伝えたことから付いたとされています。

椿は、その後もイエスズ会本部のあるパリの王宮で大切に栽培され続け300年・・・

あの”バラ好き”で有名なナポレオンの皇后ジョセフィーヌも椿を大変気に入り、”カメリア・ジャポニカ”を「日本のバラ」と言って、常に衣装に椿をあしらったと、文献で確認されています。

”カメリア”という色、それは赤でもピンクでもなく、赤とピンクの中間の微妙な鮮やかな赤。
きっと当時は、椿でしか表現できない赤だったのではないでしょうか?

それから、赤い椿の花ことばのひとつに”ひかえめな素晴らしさ”というのがあります。
花の香りが殆どないことから、”ひかえめな”という意味となったということです。

椿は、ひかえめな素晴らしさのある”日本のバラ”。
私もそんな椿に少しでも近づけるよう、日々精進して参りたいと思います。

今回いろいろな文献を調べ、椿に関する記事はとてもたくさんありました。
高級娼婦が赤い椿、白い椿を使い分けるという、デュマ・フィスの小説「椿姫」も
いつか読んでみようと思います。