エンディング産業の盛り上がり
2017年6月29日

フューネラルビジネスフェア開催される
横浜でフューネラルビジネスフェアというイベントが開催されました。私達のような業界向けのイベントです。先日の朝のニュースでも放送されていました。内容は、高齢化社会の中で自分の最後に対し準備する人が増えており、どんどん盛りあがっていて今後1兆円ビジネスへの成長が期待されるとのこと。
しかし私はあまりそうは思っていません。たしかに自分の死に対し準備する人は増えていくでしょう。でもそれがたとえば、自分の遺骨は「LED付の骨壺」に入れてほしいという人が増えていくでしょうか?
なかにはそういう人もいるでしょう。
しかしその大きな流れは業界が付加価値を上げて単価を上げていくことが大きな目的になっています。もちろんそれ自体は悪いことではありません。葬儀といえどもビジネスですから健全な考え方です。
しかし業界のノウハウと顧客となる方々(市場)のノウハウのバランスが成り立っていないことに問題が隠されていると思っています。自分の死に対して考えれば考えるほど、(よほどお金のある人は別ですが)多くの人は本質を求めるようになっていくのではないかと考えています。
私達は、そんな本質を求める方々の、安らかな最後を実現するためのお手伝いをしたいと考えています。
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