葬儀はどう変化していくのか

2018年4月10日

アニメ映画の巨匠 高畑勲監督のご葬儀が家族葬で営まれたそうです。

このニュースを聞いて私はまた今後の葬儀や故人の送り方の慣習の変化を考えたのでした。

その前に、余談を。
実は私はアニメ映画はほとんど見ないのですが、さすがに高畑勲監督と宮崎駿監督のお名前は知っていました。
やはりスタジオジブリでのお二人のご活躍はアニメ映画に大きな影響を与えアニメ映画界に変革をもたらされたのではないかと素人の私でも感じているくらいですから。
・・・ちなみにどうでもいいお話しですが、アニメを見ない私でも「となりのトトロ」は大好きで、実は長女の名前は「めい」なんです。はいトトロを見たときから女の子が生まれたら「めい」にすると決めていました。

そんな巨匠の高畑勲監督の葬儀はやはり家族葬で営まれたそうです。といっても数十人規模のようですが。
そして後日お別れの会が催されるとのこと。

葬儀業界の私でも、正直まだわからないことがあります。
それは故人にお世話になった知人の方が故人にお別れをする時のお気持として、火葬前のご遺体がある時にお別れできるのと、ご遺骨になられてからお別れするのとで気持ちに差があるかどうかということです。
私自身の気持ちで言えば、正直お別れする=自分の気持ちを整理する場合、故人の生前の姿を思い浮かべ故人との関わりを思い出しながら気持ちの区切りをつけるような気がします。すると故人のお姿には何もこだわりはないような気がします。(もちろん家族の場合は姿を見ながらお別れをしたいと思いますが。)
皆さんはいかがでしょうか?
もし多くの方が私と同様な考え方であれば、ご遺骨になられた後で行われるお別れの会はまったく違和感はありませんから、これからどんどん増えていくのではないでしょうか。
何が言いたいのかといいますと、今後有名人ではなくとも、一般の方の葬儀も身内だけで葬儀を執り行い、小規模でも後日お別れの会を、たとえば会費制で行うケースが主流になって行くのではないかと考えているのです。そうすれば葬儀の短期間でのバタバタはかなり軽減されますし、お通夜なども身内だけであれば簡単な食事でいいですし、お返しもいりませんので金銭的な負担も小さくなるでしょうし、一番ご遺族にとっていいのは、ゆっくりと故人を偲んでお別れできることだと思います。
地縁の強い地方と都会では浸透スピードに違いもあるでしょうが、確実に葬儀慣習は変化しつつあるのではないでしょうか。

最期に、高畑勲監督といえば、「火垂るの墓」が有名ですよね。
でも私はあの映画、、、、、親になってからは見られなくなりました。・・・あまりにせつなくて、、、。