葬儀にノコノコ出掛けてはならない・・・

2018年7月9日

50歳を過ぎたら葬儀には行かないほうがいい

東洋経済onlineに興味深い記事が出ていました。
パナソニックで松下幸之助さんの側近として長く働かれた江口克彦さんという方が、若手ビジネスパーソン向けに「50歳からの同調圧力に負けない人生の送り方」という記事を書かれています。

その中に、「50歳を過ぎたら葬儀には行かないほうがいい」と言われています。
その理由は、本来葬儀というのは故人にお世話になった者として故人の冥福を祈り、生前のご厚誼に感謝し、ご親族の悲しみを癒すためにに参列して自身の心の区切りをつける儀式であるのに、あまり付き合いのなかった人も義理で参列したり、また参列者の多くが、会った他の参列者と故人様とは関係ない話しで盛り上がっている光景をよく見かけるとのこと。
たしかに私もそういう状況を見かけることがあります。

それくらいであれば、「故人をしのぶのなら葬儀に参列せずとも、自宅で心静かに、しみじみと時間をかけて故人を思い起こし、心のなかで故人と語り合い、合掌するだけで十分なのではないかと思う。」と言われています。

まったく同感です。

葬儀業を始める時に、葬儀の意味合い、故人やご遺族にとっての心情的な意味合いなどいろいろと考えました。
そしてセレモニー椿の葬儀は、決して華美でなく心で送る質実の葬儀をご提供しようとメンバーで話し合って決めたのです。

今でこそ、表面的な付き合いや義理で参列する慣習もまだまだ残っていて、そのような慣習的葬儀も多いですが、さきのような意見をどうどうと述べられる、それも人生の大先輩の方がおっしゃられるような時代になってきたということは、やはり慣習的行動をとっていながらも違和感を持っている人が大勢いるんだということの表れなのでしょう。

すでに始まってはいますが、確実に家族葬が増えていく流れがどんどん太くなってきているのだと思います。
近親者(心の距離が近い者)だけで静かに偲び感謝する心の葬儀の時代が。