新生活運動

2018年7月30日

新生活運動とは、とかく華美になりやすい冠婚葬祭の簡素化運動のこと

皆さん、「新生活運動」という言葉を聞かれたことがありますでしょうか?
『新生活運動とはとかく華美になりやすい冠婚葬祭の簡素化運動のこと』です。
(入間市ホームページより抜粋)

元々は、戦後間もなく日本中が疲弊していた頃に、国民の経済的負担を軽減しようとの目的で、互いに冠婚葬祭にかかる費用を押えて簡素化しようとの目的で国を挙げて推進されていた運動だそうです。それが高度経済成長期を迎え、多くの地域ではその主旨が忘れ去られ次第に派手な冠婚葬祭になってきたという経緯があるそうです。
しかしながら一部自治体では、先ほどご紹介した入間市ように今でもホームページとかで啓蒙を続けていますし、ある程度定着している地域(群馬県などの北関東地域)もあるようです。

群馬県の葬儀に出席すると受付が、「一般」「会社関係」「親戚」以外に「新生活」という受付が別に設けられているそうです。他県の方が参列すると戸惑われるとのこと。「新生活」で受付される方は香典額も少ないかわりに返礼品を辞退されるのだそうです。

私もこういう慣習を知ってちょっとびっくりしたのですが、「セレモニー椿」のホームページをご覧いただいた方はご存知かもわかりませんが、私どもがこの葬儀業を始める時に議論したのは、「心で送る」ことの大事さを見直し、昨今の喪主にも参列者にも負担の重い儀礼的な葬儀の慣習を変えていけないだろうかということでした。そんために料理や返礼品も定額プランを用意してあります(実際はなかなかお選びいただけないですけどね)まさに新生活運動の主旨と同じことを議論していました。

昨今、葬儀が小規模し、単価も下がっているのは全国的な傾向です。
今、経済成長が止まってしまった日本で、また新生活運動が見直され推進される日も近いのではないでしょうか。