日本人の宗教観の矛盾

2020年2月18日

 以前から私は葬儀は慣習的なものになってしまっており、宗教的な教えにより葬儀をされている人はほとんどいないのではないでしょうかという投げかけをしていましたが、最近インターネット上の情報を見ていて、まさに日本人の宗教観の矛盾を表している数字がありました。

 葬儀に関しては私共で葬儀をされる方の9割ほどは仏式でされます。まれに神式や無宗教でされる方もいらっしゃいます。インタネット上の情報を見るとそれを裏付けるように、仏式90%、無宗教4%、キリスト教1.7%、神式1.4%だそうです。
 一方で結婚式になると、なんとびっくり!!
教会式55%、人前式25%、神前式15%と出ている数字がありました。仏前式に至っては名称すら出ていませんでした。

 結婚の時はキリスト教、亡くなるときは仏教、そういえば産まれたらお宮参りに行きますから神道ですよね!!

 この数字を見るだけで日本の儀式はすべて慣習になってしまっており矛盾だらけだと感じられると思います。・・・しかし実際は無主教者がほとんどであると考えれば、すべてその時の慣習とファッション的な感覚で儀式のスタイルを選んでいるのだと考えれば逆に矛盾はないのかもしれませんね。

 しかしもっと深く考えれば、人という生き物は他人と「同じことをしておかないと不安になる」という心理的な原因が根本にあるような気がします。その心理状況によって不安不満が渦巻く世の中になるとファシズムや極端な右翼主義や極端な左翼が支持を得るような状況が生まれるのでしょうか。

 ちょっと話が飛躍し過ぎましたが、非常におもしろい数字だったのと、その理由を考えていたら頭がグルグル回って飛躍してしまいました。・・・そういう私も子供をお宮参りに連れていきましたわ(笑)