横田滋さんのご冥福をお祈りいたします。

2020年6月9日

 拉致被害者横田めぐみさんのお父様である横田滋さんがお亡くなりになりました。ついに娘さんんとの再会を現世で果たすことができなかったことは無念以外の何物でもないでしょう。同じ娘を持つ親であっても、めぐみさんのご両親の心情は察しても察しきれません。どれほどの苦痛であったことでしょう。40歳台半ばの頃、健康なお子さん3人に恵まれ、家族が笑って普通に暮らせることの幸せをかみしめていらっしゃったことでしょう。それなのにこれからの成長がまだまだ楽しみな13歳の愛娘が突然理由もわからずいなくなってしまうなど、その苦痛は想像してもしきれません。ただひたすら滋さんのご冥福を深く祈り、残されたお母様が心折られないことを願うのみです。

 滋さんのご葬儀は家族葬で営まれるとのこと。ご家族と一部の拉致被害者団体関係者のみのご参列だそうです。本当に苦しみを共感してこられた方々だけで、ゆっくりと、そして心をこめてお別れをされるのだと思います。そして無念さも受け継いで。

 なぜこのような悲劇が起きるのか、なぜ加害国がわかっているにもかかわらず被害者を取り戻せないのか、国としての非力さ、世論の非力さ、ひいては私個人の非力さを突き付けられているにも関わらず、ただ悲しむことしかできないこの悔しさを、怒りを、いったいどこにぶつければいいのでしょうか・・・。

 葬儀とは関係ない話ですが、やるせない気持ちのままに書いてしまいました。